自分のためだけに淹れるコーヒー。
その手間も愉しみながら、ゆったりした時間に心満たされる。
慌ただしい朝でも、一杯のコーヒーは欠かせない。
手間なく、美味しいコーヒーをサッと淹れたい。
同じ一杯のコーヒーでも、愉しみ方は人それぞれですよね。
では、自分にちょうどいいコーヒーの淹れ方って?
豆から挽いてくれる全自動コーヒーメーカーもあれば、カプセルをセットするだけのタイプ、コーヒー粉から淹れる一般的なコーヒーメーカーもあります。
心と時間にゆとりがあるなら、ドリッパーを使って自分で淹れるのもいいですよね。
でも、一人暮らしなら大きなコーヒーメーカーは必要ないかもしれないし、毎回自分でドリップするのは面倒に感じるかもしれません。
大切なのは、人気の商品を選ぶことよりも、自分がどんなふうにコーヒーを愉しみたいか。
それに合った器具を選ぶこと。
この記事では、一人暮らしにおすすめのコーヒー器具を、
・豆から挽きたてを楽しむ「全自動」
・手軽に1杯楽しめる「カプセル式」
・粉から簡単に淹れられる「ドリップ式」
・自分で淹れる「ハンドドリップ」
の4つに分けて紹介します。
毎日のコーヒー時間がちょっと楽しみになる、自分にぴったりの淹れ方や器具を見つけてくださいね。
一人暮らしのコーヒー器具は「どう楽しみたいか」で選ぼう
コーヒー器具にはさまざまな種類がありますが、それぞれ使い方も手間も違います。
まずは「自分ならどれが合いそう?」と、ざっくり比べてみましょう。
| こんな楽しみ方がしたい | おすすめの器具 | おすすめ商品 |
|---|---|---|
| 豆から挽きたてを楽しみたい | 全自動コーヒーメーカー | パナソニック NC-A58-K |
| 手間をかけず1杯ずつ楽しみたい | カプセル式 | UCC DRIP POD DP3 |
| コーヒー粉から手軽に淹れたい | ドリップ式コーヒーメーカー | タイガー ADC-G060/ADC-H060 |
| 自分で淹れる時間も楽しみたい | ハンドドリップ | HARIO V60 オリーブウッドスタンドセット |
本格的なコーヒーを手軽に楽しみたいなら全自動、忙しい朝にサッと飲みたいならカプセル式など、何を優先するかによって選ぶ器具は変わります。
一人暮らしでは、置き場所やお手入れのしやすさも大切です。
ここから、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
豆から挽きたてを楽しみたいなら「全自動コーヒーメーカー」
コーヒー豆を挽いたときの香りが好き。
せっかく家で飲むなら、挽きたてのコーヒーを楽しみたい。
そんな人には、全自動コーヒーメーカーがおすすめです。
全自動なら豆を挽くところからおまかせ
全自動コーヒーメーカーの魅力は、豆を挽くところから抽出まで任せられること。
自分でミルを用意して豆を挽き、ドリップする必要がありません。
朝起きてコーヒーを飲むのが習慣になっている人にも便利ですね。
好きなコーヒー豆を選べるので、自宅にいながらさまざまな味や香りを楽しめるのも魅力です。
「手間はなるべくかけたくない。でも、せっかくなら豆から淹れたコーヒーを飲みたい」
そんな人にぴったりです。
一人暮らしで全自動を選ぶポイント
一人暮らしで全自動コーヒーメーカーを選ぶなら、まず確認しておきたいのが本体サイズです。
ミルを内蔵しているため、一般的なドリップ式より場所を取ることがあります。
キッチンや棚に置けるか、購入前にサイズを確認しておきましょう。
また、
・少量でも淹れやすいか
・給水やお手入れがしやすいか
・コーヒー粉にも対応しているか
・豆を挽く音が気にならないか
なども確認しておくと安心です。
特にワンルームなどでは、早朝や夜に使うことも考えてミルの音もチェックしておきたいですね。
一人暮らしにおすすめ「パナソニック NC-A58-K」
豆から挽きたてのコーヒーを楽しみたい人におすすめしたいのが、パナソニックの全自動コーヒーメーカー NC-A58-Kです。
豆を挽くところから抽出までおまかせできるので、自分でミルを使って豆を挽く手間を省きながら、挽きたてのコーヒーを楽しめます。
毎日コーヒーを飲む人や、「せっかくなら豆から楽しみたい」という人に注目してほしいタイプです。
▼豆から挽きたてのコーヒーを手軽に楽しみたい人に▼
手間をかけずに1杯を愉しみたいなら「カプセル式」
朝はとにかく時間との勝負。
ゆったりコーヒーを淹れる時間がとれない。
そんな人には、カプセル式のコーヒーメーカーが使いやすいでしょう。
カプセル式なら飲みたいときにすぐ飲める
カプセル式は、専用カプセルをセットしてボタンを押すだけでコーヒーを淹れられるのが魅力です。
豆や粉を毎回計量する必要がなく、1杯ずつ淹れやすいので一人暮らしとも好相性。
味が安定しやすく、後片付けが簡単なのもうれしいところです。
「朝の1杯は欠かせないけれど、なるべく手間はかけたくない」
そんな人には便利な選択肢です。
カプセル代はチェックしておこう
とても便利なカプセル式ですが、購入前に確認しておきたいのがランニングコストです。
本体を購入したあとも、基本的には専用カプセルを買い続けることになります。
毎日何杯も飲む人なら、コーヒー粉を使う方法より費用がかかる場合もあります。
反対に、
「朝に1杯だけ飲みたい」
「いろいろな味を手軽に楽しみたい」
という人なら、多少コストがかかっても手軽さに魅力を感じるかもしれません。
一人暮らしにおすすめ「UCC DRIP POD DP3」
カプセル式でおすすめしたいのが、UCC DRIP POD(ドリップポッド)DP3です。
専用カプセルをセットして手軽に1杯ずつ淹れられるので、一人暮らしにも使いやすいコーヒーメーカーです。
DP3は専用カプセルだけでなく、コーヒー粉から淹れられるのも特徴。
実は私も「カプセルだけでなく、好きなコーヒー粉も使えるのがいい」と思ってDP3を購入しました。
ただ、実際に粉から淹れてみると、私はカップに混ざる細かなコーヒー粉(微粉)が気になりました。
もちろん感じ方には個人差がありますが、DP3は専用カプセルを使って愉しむほうがおすすめです。
▼カプセルをセットして手軽にコーヒーを楽しみたい人に▼
▼UCC DRIP POD DP3について詳しくはこちら

コーヒー粉から手軽に楽しみたいなら「ドリップ式コーヒーメーカー」
「豆から挽くほどのこだわりはない」
「カプセルを買い続けるのもちょっと……」
そんな人には、コーヒー粉から淹れるドリップ式コーヒーメーカーが使いやすいでしょう。
ドリップ式は手軽さとコスパのバランスがいい
ドリップ式コーヒーメーカーは、コーヒー粉と水をセットしてスイッチを入れれば、自動でドリップしてくれます。
スーパーやコーヒーショップなどで販売されているコーヒー粉を気軽に使えるのもメリットです。
カプセル式のように専用カプセルを用意する必要がなく、自分の好きなコーヒー粉を選べます。
一方で、自分で少しずつお湯を注ぐ必要はないため、ハンドドリップより手軽。
「全自動までは必要ないけれど、毎回自分でドリップするのも面倒」
という人には、ちょうどいい選択肢です。
一人暮らしならコンパクトなタイプが使いやすい
ドリップ式には、一度に何杯も淹れられる大容量タイプもあります。
でも、一人暮らしなら必ずしも大容量である必要はありません。
普段1~2杯程度なら、
・コンパクトで置きやすい
・少量でも淹れやすい
・パーツを洗いやすい
・マグカップに直接淹れられる
といったポイントを重視すると使いやすくなります。
大きなサーバーに何杯分も作って長時間保温するより、飲みたい分だけ淹れるという使い方も一人暮らしには向いています。
一人暮らしにおすすめ「タイガー ADC-G060/ADC-H060」
粉から手軽にコーヒーを淹れたい人におすすめしたいのが、タイガーのコーヒーメーカー ADC-G060/ADC-H060です。
毎日のコーヒーを難しい操作なしで楽しみたい人に取り入れやすいドリップ式。
全自動のように豆を挽く機能までは必要ないけれど、自分で毎回お湯を注いでドリップするのは面倒という人に向いています。
▼コーヒー粉から手軽に淹れたい人に▼ ステンレスサーバー
▼コーヒー粉から手軽に淹れたい人に▼ ガラスサーバー
ADC-G060とADC-H060のどちらを選べばいいか迷っている方は、違いをこちらの記事で詳しく比較しています。
▼タイガー ADC-G060とADC-H060の違いはこちら

自分で淹れる時間も楽しみたいなら「ハンドドリップ」
一人暮らしだからといって、コーヒーメーカーを買う必要はありません。
お気に入りの器具を揃えて、コーヒーを淹れる時間そのものを愉しみたいなら、ハンドドリップもおすすめです。
スタイリッシュなものからオシャレなタイプまで、自分の好みやインテリアに合わせて選ぶこともできますよ。
ハンドドリップなら自分の好きな1杯を愉しめる
ハンドドリップなら基本的に、
・ドリッパー
・フィルター
・コーヒー粉
・お湯を注ぐケトル
があれば始められます。
自分でお湯を注ぎながら、コーヒーがゆっくり落ちていく時間を愉しめるのはハンドドリップならでは。
好きな豆を選んだり、挽き方を変えたりしながら、自分好みの1杯を探す楽しみもあります。
忙しい朝には少し手間に感じるかもしれませんが、休日にゆっくりコーヒーを淹れる時間もいいですよね。
フィルターはペーパータイプがおすすめ
ハンドドリップ用の器具を選ぶときは、フィルターがペーパーなのかステンレスなのかにも注目してください。
ステンレスフィルターは、洗って繰り返し使えるので経済的。
スタイリッシュなデザインも多く、KINTO(キントー)など私も好きなコーヒー器具がたくさんあります。
ただ、私はコーヒーを淹れるならペーパーフィルター派です。
理由は、ステンレスフィルターではコーヒーの細かな粉(微粉)がカップに入りやすく、飲んだときのざらつきが気になるから。
コーヒーオイルを愉しみやすいのはステンレスフィルターならではの魅力ですが、すっきりした口当たりが好きな人には、微粉が気になることもあると思います。
先ほど紹介したUCC DRIP POD DP3も、私は「好きなコーヒー粉からも淹れられる」という点に惹かれて購入しました。
ところが、実際に粉から淹れてみると、やはり微粉が気になり、今ではほとんどこの方法では使っていません。
もちろん、ここは好みの問題。
私のようにコーヒーのざらつきが苦手なら、ペーパーフィルターを使えるドリッパーがおすすめです。
一人暮らしにおすすめ「HARIO V60 オリーブウッドスタンドセット」
ハンドドリップを楽しみたい人におすすめしたいのが、HARIO(ハリオ)V60 オリーブウッドスタンドセット VSS-1206-OVです。
V60ドリッパーでコーヒーを淹れられるだけでなく、オリーブウッドを使ったスタンドのデザインも魅力。
コーヒー器具は使わないときも目に入るものだからこそ、インテリアになじむお気に入りを選ぶのもいいですよね。
そして、ペーパーフィルターを使えるのも私が選びたい理由のひとつです。
ただコーヒーを飲むための道具ではなく、
豆や粉を選ぶ → お湯を沸かす → ゆっくりドリップする → お気に入りのカップで飲む
そんな時間ごと楽しみたい人にぴったりです。
▼自分で淹れるコーヒー時間を楽しみたい人に▼
一人暮らしならコーヒー器具はここもチェック
どのタイプが気になるか決まってきたら、購入前に一人暮らしならではの使いやすさも確認しておきましょう。
キッチンに置けるサイズか
一人暮らしのキッチンは、調理家電を置けるスペースが限られていることもあります。
コーヒーメーカーを購入するときは、本体の幅や奥行きだけでなく、給水するときやフタを開けるためのスペースも確認しておきましょう。
置き場所を増やしたくないなら、使わないときに収納しやすいドリッパーを選ぶ方法もあります。
1回に何杯淹れたいか
一人暮らしだからといって、「大は小を兼ねる」と大容量タイプを選ぶ必要はありません。
普段1杯しか飲まないなら、少量でも使いやすいもののほうが出番は多くなります。
反対に、朝に何杯か飲む人や、マイボトルにも入れて持っていきたい人なら、少し容量のあるタイプが便利です。
毎日のお手入れが負担にならないか
毎日使うものほど、お手入れのしやすさは重要です。
給水タンクやフィルター部分を取り外せるか、洗う部品が多すぎないかなども確認しておきましょう。
どんなに高機能でも、洗うのが面倒で使わなくなってしまったらもったいないですよね。
自分が無理なく使い続けられるものを選ぶことも大切です。
コーヒー1杯にかかる費用も考える
コーヒー器具を選ぶときは、本体価格だけでなく、その後に必要になるものも考えておきましょう。
全自動ならコーヒー豆、カプセル式なら専用カプセル、ドリップ式やハンドドリップならコーヒー粉やフィルターなどが必要です。
毎日飲むなら、1杯あたりでは小さな違いでも積み重なると差が出ます。
手軽さ・味・費用のどこを優先したいか考えて選ぶと、自分に合った器具を見つけやすくなります。
一人暮らしのコーヒー器具についてよくある質問
一人暮らしにコーヒーメーカーはいらない?
必ずしも必要ではありません。
毎日コーヒーを飲む人や、朝の準備を簡単にしたい人なら、コーヒーメーカーがあると便利です。
一方、たまに1杯飲む程度ならハンドドリップでも十分楽しめます。
飲む頻度だけでなく、「どんなふうにコーヒーを愉しみたいか」で考えてみましょう。
一人暮らしなら何杯用のコーヒーメーカーがいい?
普段飲む量に合わせて選ぶのがおすすめです。
1回に1~2杯しか飲まないなら、大容量タイプにこだわる必要はありません。
少量でも使いやすく、置き場所を取りすぎないものを選ぶと一人暮らしでも使いやすいでしょう。
全自動とドリップ式は何が違う?
大きな違いは、豆を挽く工程まで自動で行うかどうかです。
全自動コーヒーメーカーは、豆を挽くところから抽出まで行えるのが魅力。
一般的なドリップ式コーヒーメーカーは、あらかじめ挽いてあるコーヒー粉をセットして抽出します。
挽きたてを手軽に楽しみたいなら全自動、粉からシンプルに淹れたいならドリップ式が選びやすいでしょう。
カプセル式とコーヒー粉ではどちらがお得?
飲む量や選ぶ商品によって変わりますが、カプセル式は専用カプセルを継続して購入する必要があります。
一方、コーヒー粉はさまざまな価格帯から選びやすいのが特徴です。
ただし、カプセル式には「計量しなくていい」「1杯ずつ簡単に淹れられる」という大きなメリットがあります。
価格だけでなく、その手軽さにどこまで価値を感じるかも含めて選ぶのがおすすめです。
まとめ|一人暮らしのコーヒー時間を自分に合った器具で楽しもう
一人暮らしでコーヒーを愉しむ方法はひとつではありません。
どの器具が一番いいかではなく、自分がどんなふうにコーヒーを愉しみたいかで選ぶことが大切です。
- 挽きたての香りまで愉しみたい → パナソニック NC-A58-K
- 手間をかけず気軽に1杯飲みたい → UCC DRIP POD DP3
- コーヒー粉から簡単に淹れたい → タイガー ADC-G060/ADC-H060
- 自分で淹れる時間も愉しみたい → HARIO V60 オリーブウッドスタンドセット
忙しい朝にボタンひとつで淹れる1杯も、休日にゆっくり自分でドリップする1杯も、それぞれ違ったよさがあります。
一人暮らしだからこそ、自分が飲みたいときに、自分の好きなスタイルで愉しめるのもいいところ。
毎日のコーヒー時間が少し楽しみになるような、自分にぴったりの器具を選んでみてくださいね。
